「事なかれ主義」
いつになったら変わるのだろう。
今までやったことがないからという前例主義、周りもやっているからという同調主義。
まだまだ「引き算」評価が基本。
マイナス評価につながるところばかりに注目する。
そのため、できるだけ問題を起こさないようにという意識が働く。
やらない理由を探して、新しい価値観を見出せない。
引き算評価を意識するあまり、足し算が軽視される傾向にある。
新しい試みは、足し算と引き算の可能性が五分五分。
足し算の文化ならチャレンジが多くなるのだろうが、逆なので、引き算評価を恐れてチ
ャレンジに躊躇してしまうことになる。
だから学校は、新しいことがやりにくい文化でもある。
チャレンジができない、していない先生が、
チャレンジする子どもたちを育てられるわけがない。
それでいて、やたらにチャレンジを求める声ばかりが世の中にあふれてきている。
チャレンジできない子どもしか育てられない学校の体質が批判される日もそう遠くないだろう。
現代社会は着々と変化している。
今、進路はどんどん多様化し、社会全体の価値観、考え方も変化している中で、
学校社会だけが変わらず、もしくは、変化が極端に遅いため、ついていけなくなって居いる。
実は、ここ数年で、自分が考えていた進路と違った(大学に入ったけど、思ってるのと
違った)ということで、仮面浪人をしている学生は約5千人から約4万人まで増えている。
社会の価値観が変わっているのに、同じ進路指導を行っている弊害だと思う。
他にも、大学に進んだにも関わらず、引きこもりになるケースが増えている。
目的なく大学に進んでしまったための弊害。
現行通り、従来通り、昨年度と同様に、今までやってきてるんで、伝統なんで…本気で言ってるのか?
思い切って今やってることをやめてしまうことから、始めよう。
まずは、4月から一緒の職場で勤務する若手たちに伝えていくぞ!
街に溢れる「何でやねん」シリーズ
①誰やねん
②絶対アカンやろ。
③どういう状態
また明日。