「今、この時期に中3のサッカー選手に送る言葉」
もうすぐ、「勝負が決まる夏休み」が始まります。
この時期の各高校サッカー部は、学校見学や体験入部、セレクションなど積極的に行なっています。
あなたにとって高校進学とは何ですか。
「サッカーをしに行く」のではなく、さらに自身の「学力を高めるため」に進学することであることを忘れないようにしてください。「サッカー」は、あくまで「勉強の次」です。
ただ、「ここの高校に行きたい」と思っていても、その時点で点数が届いていないようではお話になりません。
先生は、第一希望に行けず、「不本意入学」でその高校を辞める人をたくさん見てきました。
今はひたすら耐えて、「勉強」するんです。
「勉強」は、全員が平等に与えられた権利です。
勉強しまくって、点数を上げて、人生の選択肢を増やせるように準備しておこうじゃないか。
そういう意味で、「勝負の夏休み」です。
今ですよ。今、逃げ出したらだめです。
時間は全員平等に与えられています。
時間は、無限ではなく有限です。
ぼーっと何気なく過ごしている間にも、他の誰かにチャンスを奪われています。
今も、この瞬間にも。
では、本題です。
学校見学、学校説明会、体験入部、セレクションで「何を進路選択の判断材料にするか」。以下のことを参考に体験してきて下さい。
学校全体の雰囲気・空気感
学校と自宅との距離・時間・アクセス方法(雨の日も風の日も嵐の日も通う)
進路実績(高校卒業後の進路)
サッカー部(現高1・高2)の雰囲気・選手たちの表情
トレーニング環境(グラウンド・人数・選手のモチベーション・目標設定・監督コーチの雰囲気・指導内容・トイレ掃除が徹底されているか)
サッカーの質
(どんなサッカーをするのか:パスサッカー?キック&ラッシュ?」
実際通っている高1、高2の知り合いの先輩の声など
先生ができることは君たちの夢のお手伝いだけです。
あなたの人生です。
あなた次第でどのようにもできます。だから楽しい。
サッカーを続けても良いし、他のスポーツをしても良い。
今すぐ辞めて、厳しい社会に出て挑戦してもいい。
勉強が必要な時がきたら、もう一度学び直せばいい。
「できるか、できないか」ではなく、
「やるか、やらないか」
来年の4月、どこの、どんな制服を着て、どこの満開の桜を見るているのか。
想像を膨らませ、それぞれで最高の準備をしておいてください。
人のせいにすること、
環境のせいにすること、
後悔をすること。
先生は、これだけは許しません。
他の人に胸を張って伝えることができる「圧倒的な何か」を持って挑戦し続けて下さい。
その「何か」がなければ、自分で探して下さい。
それを見つけた時に、今15歳現在のあなたの「自信」になります。
私も頑張ります。走り続けます。挑戦し続けます。
トモニイコウ。
街にあふれる「何でやねん」シリーズ
①どこに書いとんねん。すすめるな。
また、明日。