「コロナ禍」コロナシリーズ①(全3話)
出口の見えないストレスフルな日々。
マスクが苦しすぎる。
コロナ禍は専門用語や横文字や言葉遊びの好きな首長が、紙芝居で得意満面で発表する新語・造語のオンパレードで、それが不要な不安を煽る一因になっている。
中でも、私は某局でもしきりに使われた「人流」という言葉には違和感を覚える。
辞書にもない造語だが、何なんだろう、「人流」とは。
「人流が増加している」だの「人流が減らない」だの、わざわざ新造語を使う理由が分からない。
電流じゃあるまいし、人間は物ではない。
なぜそんな無機質な言葉を使って表現する必要があるのだろうか。
勝手な想像だが、パソコン画面の中でAIのデータ分析でもやってる方々が、天から見下ろす様な目線で、
「あー、今日は大阪駅前の人流増えてますねー」
「お、人流変化してるし」
など、これもまた違和感しかない。
そんな感覚だから、数字しか見れず、そこにある人々の人生や苦労や、大変な営業努力のようなものに想像力が及ばないのだ。
せめて、「人出が増えた」「人出が減った」で良いではないか。
「人流」などの新しい言葉にすぐに飛びつく科学者やコメンテーターは、妙な言葉遊びをしてるヒマがあったら、飲食店に行って店主の生の声ぐらい聞きに行くべきだ。
早く大好きな人たちと、ジョッキが割れるほど、思いっきり乾杯したい。
二日連続この写真。
乾杯!
また、明日。