「もうええ大人やのに言葉を知らんのか」
〜上から目線で話してくる〜
ええ大人やのに言葉を知らない大人があまりも多い。
①「大変そうやな。手伝ってあげよか」
→相手次第では、「そんなんもでけへんねんや」と受け取られてしまう可能性大。
「かえって邪魔かも知れんけど、良ければ手伝わして」やろ。
ただし、断られた場合はすぐに引き下がるべし。
②「準備しといて」
→完全に命令形
「悪いけど、準備をお願いしてもええかいな」やろ。
お願いにして疑問形だと相手に与える印象が大きく変わる
③「常識的に考えて、この場合はこうやんな」
→一番言うたらあかん。実際、この言葉を発した人だけの常識かも知れん。
「私が思うに、この場合はこうなると思う」やろ。
あくまでも、自分の主張を伝えるスタンスで。
これ、よくある。
④目上の方に、「賢いですね」「優秀ですね」
→そもそも、目上の人を評価することは失礼。「賢い」「優秀」は、評価に該当する言葉。
「さすがですね」「すごいですね」「勉強になります」やろ。
これもよくある。
⑤「ご苦労様です!」
→「です」、つけても一緒じゃ。
この言葉は、上の人が下の人を労う言葉や。
「お疲れ様です」やろ。
⑥初めての体験や、やっと達成できて喜んでいる人に対して、
「私もあったわー」「そういう時期あるある(笑)」
→まだそのレベルなんや、と捉えられてまう言葉。
「凄いやん」「それは嬉しいなあ」「良かったやん」やろ。
⑦「言うてる意味わかる?」
→「アンタの頭で理解できる?」と捉えられる。
「今言うた内容、こんな説明で伝わった?」やろ。
人はそれぞれ、育ってきた環境や立場、状況によって理解できる言葉も違う。
まずは、自分の説明が分かりにくかったかも知れない、と考える。
相手に伝わらない場合は、自分の力不足。
⑧目上の人に対して、「なるほど」「なるほどです」
→「なるほど」は自分と同等か、目下に対して使う言葉。
そして、「なるほどです」は、もはや日本語ではない。
「おっしゃる通りです」「そうなんですね」「確かに」やろ。
また、明日。