「イライラするのは5つの感情が原因」
今日、私は職場で微量の「怒り」を感じ、痺れが切れたので自身で提案してきた。
そして、結果、明日、その提案は採用らしい。
「何じゃそら。」
私がイライラする時は決まっている。
「子どものため」ではない議論をダラダラと、リーダーがゴールも示さず、
ただただ時間だけが流れていく無駄な会議の時と、
あまり戦闘力が高くない相手と話している時。
長い帰路の途中、「怒り」について少し振り返ってみた。
人が怒ってしまうのは、
本当は「怒り」とは別の感情が働いている。
「落胆・心配・悲しみ・寂しさ・傷つき」
この5つの感情のうち、どれかが自分の中で満たされなかった時、
「怒り」という感情になる。
例えば、楽しみにしていたプリンを食べられて
「誰やねん。俺のプリン食ったやつ」と怒ってしまうのは、
食べたかったのに食べられなかった
「落胆」と言う感情から発生している。
ということは、「怒り」とは、本来、2番目の感情だということ。
その感情を無視し、怒りに我を任せてしまうと、関係も後味も悪くなってしまう。
怒りを感じたら、まずは深呼吸。
「アンガーマネジメント」といって、6秒待てば人間は怒りが収まるらしい。
そして、「落胆・心配・悲しみ・寂しさ・傷つき」
どれから発生したのかを考えてみること。
そうすれば、自分を客観視することができ、解決策も見出すこともできる。
プリンの話で言えば、風呂上がりの楽しみにしていたので、
「誰や、食べたん?」と怒りそうになったけど、
「プリンを食べられて落ち込んでいるんだ」
という一番目の感情を理解し、それを伝えると相手も反省せざるを得なくなる。
結果、食べられたプリンよりも、
3倍くらい高いデパ地下のプリンを食べることができた。
多分、あの時怒っていたら、同じプリンが冷蔵庫に入っていただろう、
と思うと実にラッキーである。
怒りに身を任せなければ、思わぬ幸運が舞い降りてくることもある。
プッチンするのは、自分の怒りではなく、
プリンだけにしておこう。
また明日。