「今は亡き、私の祖父の言葉」
朝方の夢に祖父が出てきた。
もう亡くなってかなりの年月が経過したが、祖父は太陽の高いうちから、
お猪口を片手に、酔っ払いながら、幼い私にこんな話をしてきた。
「何か怖いと感じるものがなければ、
人は独りで遠くへ旅に出ることはできない。」
「若いうちは、仕事の成功をいくら稼いだかで評価される。
でも、年をとると違う。
どれだけ仕事を愛してきたかで評価される。」
「男が馬鹿っぽいのは、ただの馬鹿だが、
女が馬鹿っぽいのは、ただの馬鹿じゃないから気をつけろ。」
「親孝行は考えなくていい。祖父母孝行ももちろんだ。
親ば選べん、子も選べん。
だが、配偶者は自分で決めて選んだ相手だ。
だからこそ、一生責任を持たなくてはいけないし、
一番孝行しなさい。」
「死ぬ気で頑張るのはあかんぞ。
死んでしまうからな。
殺す気でやるのがええ。」
「空のバケツほど蹴るとうるさい。
=中身が空っぽな人ほど何か刺激すると人への批判・不平不満をいう。
だから、水のいっぱい入ったバケツのように、
中身が詰まってる、どっしりした構えた人になりなさい。」
特別編
「今年の甲子園は、高校生が多い気がするの〜。」
また明日。