「ウサギと亀」
2度目のレースでウサギに負けたのに亀は笑っていた。
ウサギと亀は、山の頂上までレースをした。
足の速いウサギは油断して途中で寝てしまう。
亀はウサギを気にせず頂上だけを見てレースに勝った。
悔しいウサギは、亀に再戦を挑んだ。
今度は油断することなく、普通にウサギが勝った。
しかし、亀は笑っていた。
ウサギは亀に聞いた。
「なぜ負けたのに、笑っているの?」
亀は答えた。
「僕のタイムが最初よりも上がって嬉しくてさ」
金曜日。楽しい週末を。
また明日。