「あずぶろ。」

僕の頭の中。時々、僕が好きなもの。

「お母さんへ送る詩」

「お母さんへ送る詩」

 

 

先日、私がパーソナリティを務めているラジオ番組のスタッフさんから特番のお話を頂いた。

 

 

その番組を聞いてくださっている方から届くお悩みのほとんどが、お母さんたちから頂く「子育てに関するお悩み」だ。

 

 

今回は、毎日誰よりも家族のことを想い、

 

 

誰よりも朝早く起きて家族に朝食とお弁当を作り、

 

 

すぐに今日の夕ごはんは何にしようか計画を立てる。

 

 

休日もなく奮闘するお母さんたちに詩を贈りたい。

 

 

 

「お母さん、いつもありがとう。」

 

 

私たちの日常は、「子どもがそばにいる『今』」だから、

 

 

子どもから離れて1人になれた瞬間が特別に感じて、

 

 

好きなことを堪能できる喜びを噛み締めるけれど、

 

 

でも、自分の人生を考えてみたら、

 

 

特別なのは、本当は子どもがそばに生きているこの毎日の方。

 

 

でも、私たちはそれを忘れてしまう。

 

 

何だかずっと続くような錯覚を起こして毎日を過ごしているけれど、

 

 

大変に思えるこの毎日に、

 

 

数えきれない愛しいが散りばめられていることを、

 

 

私たちはいつか知る。

 

 

子どもたちがこの世に生まれてから今日まで、

 

 

お母さんとお父さんのために、全力を力いっぱい使って、

 

 

思い出を撒き散らしてくれていたことに、私たちは過ぎてから気付く。

 

 

 

お母さんの毎日はお母さんでいられる毎日。

 

 

 

私たちはこの命が尽きるまで、

 

 

どんなに子どもと離れていても、

 

 

子どもを思い、心配し、愛し続ける子どもたちの母親だけど、

 

 

でも、子どもたちのそばで

 

 

「お母さん」でいられることのできる日のなんて短いことかをいつか思い知る。

 

 

 

ミスチルも好きだけど、Eテレの歌に感動することを知った。

 

 

ヒールも好きだけど、スニーカーの安心感も好きになった。

 

 

自分のことが一番大切だった。

 

 

そんな私に自分の命よりも大切だと思える存在が、

 

 

この世にはあると教えてくれた子どもたちに、

 

 

心から感謝を。

 

 

 

大切な娘よ、息子よ、

 

「お父さんとお母さんのところに、産まれてきてくれて、ホンマにありがとう」

 

今日もお疲れ様でした。また明日。