「最近読んだ本のご紹介」
①「癒し屋キリコの約束」森沢 明夫
人間ってさ、真剣に何かに迷っているときは、
他人の言葉に安易に従うよりも、
とことん迷いに迷ってでも、自分で答えを出して、
その答えのとおりに行動した方がいいんだよ。
だって、それが、成功しても失敗しても、
心をスッキリさせる唯一の方法なんだから。
②「とんび」重松 清
幸せになりんさい。
金持ちにならんでもええ、
偉い人に並んでもええ。
今日一日が幸せじゃったと思えるような
毎日を送りんさい。
明日が来るんを楽しみに
できるような生き方をしんさい。
親が子どもを思うことは、
みんな同じじゃ。それだけなんじゃ。
③「CHANCE」犬飼 ターボ
出来事の意味はいつもすぐに
分かるというわけではないんだ。
君にも何年か前の不幸だと思っていた出来事が
かえってよかったと後になって
ようやく理解できることがあるだろう。
起こったことの本当の意味がわかるのは、
ずっと先かも知れないし、死ぬ時かも知れない。
そういうことは「人生の謎々ボックス」の中に
あるものとして、無理に探る必要はないわけさ。
何か自分にとって素晴らしい意味があるだろう、
くらいに思っておけばいい。
④「ソバニイルヨ」喜多川 泰
自分の好きを、他の人の価値観に潰されるんじゃないぞ。
人には好きなことを言わせておけ。
そんなの気にしたら負けなんだ。
みんな好きなことが違う。それでいいんんだ。
これをやったら人からどう思われるかってことばかりを気にして、
自分の人生でやりたいこともやらずに生きていく。
お前の人生をそんな人生にするんじゃないぞ。
⑤「秘密結社Ladybirdと僕の6日間」喜多川 泰
ダメになる人は、自分ではない誰かや何かのせいにする人。
自分は悪くない。悪いのは相手だとか。
例えば、ライバルがいるのが悪いとか、時代が悪いとか。
とにかく、苦しいことや思うようにいかにことは、
自分以外の誰かが悪いから起こったんだって考える人は、
それが原因でダメになっちゃうんだって。
せっかく大きく成長できるチャンスを捨てて生きているようなもんだって。
だから、何度も何度も同じ苦しみや辛さがやってきて、
最終的にはその苦しみに負けて、人生を台無しにしてしまう人すらいるって。
⑥「22世紀の民主主義」成田 悠輔
民主主義が意識を失っている間に手綱を失った資本主義は加速している。
私たちはどこを目指せばいいのか。
人類は世の初めから気づいていた。
人の能力や運や資源はおぞましく不平等なこと。
⑦「数値化の鬼」安藤 広大
数字が全てではない。
ただ、数字を無視して成長した人は誰ひとりとしていない。
今、読書中…。
最高の週末を。