「甘やかす」と「甘えさせる」の違い
「甘えさせる」と「甘やかす」は違う。
「甘えさせる」のは、良い甘え。
「甘やかす」のは良くない甘え。
「甘えさせる」とは、子どもの情緒的な要求に応えること。
「抱っこして」「話を聞いて」という要求や、
わんわん泣いている場面に対応すること。
それらは大事なことで、いくらやったとしても
「甘やかす」ことにはならない。
また、「甘えさせる」というのは、
子どもがどうしてもできないことを手助けすること。
「助けを求めればちゃんと助けてもらえる」という安心感、信頼感を育てる。
「甘やかす」というのは、子どもができることまで手を出してやってしまうこと。
これは過干渉、かまいすぎになり良くない。
子どもが自分でできることは、自分でやらせてみる。
どうしてもできないことは、手助けすることが大事。
このように自分が相手してもらえるのは、
「自分にそれだけの価値があるからなんだ」
「自分は大事にされている」
という、自己肯定感が育つもとになる。
自己肯定感を育てることは、
幸せに生きるために、子どもにとっても、
大人にとっても、お年寄りにとっても、すごく大事なこと。
言うことを聞かない子どもに、イライラ、カリカリした時は、
それだけ子どもに関わって、頑張っている証拠。
いったん肩の力を抜いて、
子どもがすでに持っているいい所に注目してみる。
街にあふれる「何でやねん」シリーズ
①明日から使ってみよう
また、明日。