「気付き」と「学び」の違い
「気付き」と「学び」の違い
●受動的か/能動的か
●点か/線か
「気付き」は受動的。
他人から与えられるもの。
一方「学び」は能動的。自ら手に入れるもの。
従って、企業研修でいえば、1時間の講話を聴いても、1日ぐらいの研修を受講しても、ほぼ「気付き」しか得られないだろう。
「学び」を得たいなら、半年とか1年といった長期間の講座を受けるしかない。
「気付き」は点であり、「学び」は線で捉えるべきだ。
点で手に入れたものは泡沫的ですが、線で手に入れたものは自分の血となり肉となる。
「気付き」で手に入れたことを話しても、まるで他人の言葉を借りて喋っているように聞こえ、自ら学んだことであれば、自分の言葉で語ることができる。
最近「気付き」ばかりを求め、新奇性の高い情報を探す人がとても増えている。
ですから価値ある情報もすぐに飽きられ、時代遅れとレッテルを張られる。
ビジネスの現場において、本当に大切なことはそれほど多くない。
あまり「気付き」ばかり得ようとせず、一旦得た「気付き」をどのように「学び」に変換するか。
ポイントは探求心。
その物事を掘り下げて追求しようとする能動的な姿勢が、「気付き」を「学び」に変えられる。
情報に振り回されないためにも、これからの時代は「気付き」と「学び」を区別してとらえることが大事だ。
街にあふれる「何でやねん」シリーズ
①利用させていただきます。
また、明日。