「人として正しいことをする」
今日は仏教のお勉強。
人の幸せに貢献するための行為として、
仏教では「無罪の七施」と言うものがある。
①眼施(がんせ)
慈しみに満ちた優しい眼差しで接すること。
②和顔施(わがんせ)
和やかな、微笑みのある顔で接すること。
③愛語施(あいごせ)
思いやりのこもった優しい言葉をかけること
④身施(しんせ)
身をもって奉仕すること。
人のためを思って進んで行動すること。
⑤心施(しんせ)
思いやりを持って、心を込めて接すること。
人の痛みや苦しみを自らのものとして感じ取ること。
⑥床座施(しょうざせ)
座席や立場、地位を他の人に譲ること。
⑦房舎施(ぼうしゃせ)
風や雨露をしのぐ場を提供すること。
困っている人を助けること。
人間は死んでしまうと、
お金も地位も名誉もコレクションも、
あの世には持っていくことができない。
でも、自分が与えたことや、
人の幸せに貢献した行為は、
その人の心に一生残り続ける。
いつの時代でも、幸せになる条件は、
「人として正しいことをする」ということ。
他人に感謝される生き方をすれば、
人は必ず幸せになることができる。
考えられへんぞ。
また明日。