「最近読んだええ本。」
①「本日は、お日柄もよく」著者 原田 マハ
幼馴染の結婚式で涙が溢れるほど感動する衝撃的なスピーチに出会う。
それは伝説のスピーチライター久遠久美の祝辞だった。
困難に向かい合ったとき、もうだめだ、
と思った時、想像してみるといい。
三時間後の君、涙が止まっている。
二十四時間後の君は、涙は乾いている。
二日後の君、顔を上げている。
三日後の君、歩き出している。
②「秘密結社Ladybirdと僕の6日間」著者 喜多川 泰
生きることがつまらなかった。
だけど僕は、あの日、あの人たちと出会って自分との約束を守る大人になると決めたんだ。
「すごい」と言われている人は、側でみていると、
自然に努力できたり、苦労せずに結果を出しているように見えるが、
実は誰よりも絶望的な自分の才能のなさと、日々戦っているのかも知れない。
そして、弱くて負けそうになる自分をギリギリのところで抑えながら、
それを周りに見せないで笑っているのかも知れない。
③「君と会えたから」著者 喜多川 泰
一日一日を精一杯生きる大切さを教えてくれる心温まる物語。
多くの人は、昨日までできなかったことを理由に、
自分は一生それができない人間だと決めつけてしまうもの。
昨日までできなかったという事実が、
今日もできないという理由になんかならないのよ。
そうしてはいけないの。
人間は日々成長して変わっているんだから。
④「癒し屋キリコの約束」著者 森沢 明夫
依頼人のどんな悩みであっても、奇想天外な手法で解決するキリコ。
しかし、彼女にも悲しい過去があった。
あんたに言っとくけどさ、
そもそも人生には生きる意味なんて何ひとつないんだよ。
何もないまっさらなところでいろんな経験をしてさ、
その経験に対して、自分なりに意味付けをして、それを味わうのが人生じゃん。違う?
可愛い。
毎日暑いね。
また明日。