「私が創りたいおもろい学校」
生徒たちは中間テストの勉強の真っ最中なはずだ。
通勤時間が長いので、いろんな空想ができる。
「おもろい学校ってどんな学校なんやろ」
私はこう答える。
「子どもたちが通いたいと思える学校」
「親がわが子を通わせたいと思う学校」
「地域が協力したいと思える学校」
今の職場は笑顔が少ない。荒れた学校によくある光景だ。
上手く行っていないことを人のせい、環境のせいにする人が多いような気がする。
義務を果たさず、権利ばかりを主張する。
勤務業績が悪くても、今のシステムでは、授業が下手だろうが、生徒全員から嫌われようが、
保護者からモリモリクレームが来ようが、クビになることもないし、来年も仕事がある。
現行システムは、ズバリ、努力しなくても、屁をこいて寝ていても、触法行為以外、クビにはならない。
ちなみに、ご紹介しておこう。
「荒れている学校の教員の特徴」
問題を繰り返す生徒からの欠席連絡で喜ぶ一部教員。
学校で教員向けの企画・研修を投げても、一部教員は「体調が悪いので参加できません」。
職員室で若手と楽しそうにどうでもええ話で盛り上がってますけど。
理由は分からないが、会議に遅れてきても何も悪びれた様子がない教員。
そもそも「すみません」が言えない教員。
他にも各種取り揃えております。
「教員」というより「人」として、ですね。
また、「再任用制度」という一旦退職し、再雇用されている教員。
任期満了までのカウントダウン状態。その時刻を待ち侘びる毎日の繰り返しだ。
是非、採用の際には、その方のミッションとビジョン、
そして、現役時代の勤務評価を参考に慎重に採用して頂きたい。
総じて、言いたいことは、
「アンタらに夢はあるんか」
「何かに夢中で挑戦していることはあんのか」
先日、ある学校に視察に行ってきた。
生徒も先生方も笑顔だった。
なぜか。
先生方のベクトルが一方向で取り組みや挑戦している。
作業ではなく創造している。
少なからず反対勢力もいるが、リーダーが素晴らしかった。
部下がスムーズにやりやすいような仕組みが構築されていた。
良いリーダーのいる学校は、間違いなく良い学校だ。
なぜなら「チーム」ほど強いものはない。
お互いの役割が明確になっていて、信頼して任せ切る。
いつも言っているが、仕事は自分で見つけてくるもの。
人に言われてやるのは、「作業」だ。
なぜそこから脱却できないのか。
今の教員たちが今まで受けてきた「教育」のせいかもしれない。
1+1=( )
金閣寺を建立した人物は( )である。
教員が書いた黒板を眠気と闘いながら必死に転写し、穴埋め問題を繰り返し、英単語を必死で覚える。
テストも暗記量を計る問題ばかりで、答えだけ、記憶力勝負の世界で、点数や偏差値で勝負させられてきた。
ええ大学に入って、ええとこに就職して、みんなと一緒でええし、一生安泰。
ホンマにそれでええんか。
人生一度きりやぞ。
死ぬ前に後悔かもよ。もう一回あの頃からやり直せるならって。
「始めるの、遅すぎるんちゃう」
「絶対無理やって」
関係ない。言わせておけ。
何かに挑戦している人が羨ましいから聞こえるように言ってくるだけ。
あと、先生たち、もっと子どもたちに夢を語れよ。憧れる存在になれよ。
今の時代は、「令和」だ。
疑問を人ではなく、自分に向けられるように、そして、自分で、自分たちで解決していける力、
そして、その疑問がいつか誰かの役に立っていてくれたら、私は幸せです。
そういう未来の話を、子どもたちにたくさん伝えていきたい。
もう少しだけ、この職業を続けていこうと思います。
あと3年で50歳になるしね。
まだまだ動けるうちに、社会にセカンドインパクトを与える計画。
後悔はするなと、今日も生徒に吠えたので。
この問題、周りに出題してみて。中3数学レベル。
問
ある満月の夜、ルフィさんは5円硬貨の穴から月を眺めていた。
ルフィさんが腕を伸ばして目と5円硬貨の距離が55cmになった時、月はちょうど5円硬貨の穴にピッタリ重なって見えた。
月の直径は5円硬貨の穴の直径の7億倍である。
月の直径と5円硬貨の穴の直径との比が、目から月までの距離と目から5円硬貨までの距離との比と等しいものとして、
ルフィさんから月までの距離は何万kmであるか求めなさい。
答え( )