「あずぶろ。」

僕の頭の中。時々、僕が好きなもの。

「教育の目的」おかげさまで600話!

「あずぶろ。」

たくさんの方に読んで頂いております。おかげさまで600話。

これからも長ーいお付き合いを。

 

「教育の目的」

 

「自由」を認め合い、「自由」に生きるための力を育む

 教育の目的を、経済的成功や受験合格だけに設定するのなら、オンラインで家庭教師をつけ、動画を見て勉強したほうが効率がいい。

 残念ながら、現時点ではそのような状況の学校もある。

 

 だとしたら、学校は不要なのか。

 子どもたちは、なぜ学校に通い、そこで学ぶ必要があるのか。

 子どもたちにとって、学校は「通いたい」と思える場所なのか。

 

 本来、学校教育は、受験のための知識習得だけではなく、さまざまな体験や喜びがある場所だったはず。

 そしてこれまでも、そのことに心を砕き、尽力してきた教師も多い。

 しかし、やはり現在の学校のシステムでは多くの限界があることも否めない。

 公教育は、この150年間、システムとしてほとんど変わってこなかった。

 同質性の高い学年や学級のなかで、みんなで同じペースで同じように学ぶ仕組み。

 そこでは当然、授業についていけない子どもや物足りないと感じる子どもも生まれてしまう。

 同調圧力やいじめも起きやすく、さまざまな問題が噴出している。

 同じ年齢の子どもたちのなかで点数や成績によって評価されると、小さな違いや勝ち負けに敏感になる。

競争が始まり、優越感や劣等感も生まれてしまう。

そして同時に、少数意見を有する者に対して、暗黙のうちに多数意見に合わせるように誘導する同調圧力が生まれ、違いを認められずに差別につながることもある。

 

 そのような学校教育の課題をどう改善することができるのか。

 子どもたちは、自分に合う方法やペースで学び、必要に応じて人の力を借りたり貸したりして支えられる環境が必要だと思う。

 

「あなたの存在は本当に尊い」が土台

 さらに、「できあいの問いと答えを学ぶ学び」から、

「自分なりの問いを立て、自分なりの仕方で、自分なりの答えにたどり着く探求型の学び」への転換が必要。

 この前提として、信頼と承認の場づくりが必要。自分の学びが尊重されると、他者の学びも尊重しようと思えるようになる。

 つまり、あなたの存在は本当に尊いということを土台にしなければならない。

 

教育(学校や教師)は何のために存在しているのか

 「すべての子どもに『自由の相互承認』の感度を育むことを土台に自由に生きるための力を育むため」である。

 「自由の相互承認」とは、市民社会の根本原理であり、「お互いを対等に自由な存在同士として認め合い、そのうえでお互いの自由を調整し合うこと」。

 そのためには、世代を問わず多様な人たちがともに学ぶ「ごちゃまぜのラーニングセンター」のような環境を実現することが必要だ。

 つまり、教育の目的は、他人と争って生き残りやすくなるためのものではない。

 多様な価値観を持つ多様な人たちとそれぞれを認め合い、お互いに自由に生きることを目指すものである。

 そしてこれからの時代、教育によって、そのような社会を実現することのできる人間に1人1人が成長することが必要だ。

 

 私は相変わらず、今まで通りもこれからも、子どもたちを観察し、子どもたちを信頼して任せ、最高の準備を怠らず、『何もしない』ことができる先生でありたいと2022年の年末に想う。

今日から連休。好きな事を満喫しよう。

では、また明日。

「時代遅れの常識」

「時代遅れの常識」

 

①「お客様」は「神様」

「お金を払う側だから偉い」というのは大間違い

むしろ、海外では「売ってあげている」というスタンスが当たり前

チップがあるのは、働いている店員さんへ感謝の印でもある。

 

②「すぐに謝る」

「すみません」が口癖になっていないか。

「すみません」って謝罪の意味を持つ言葉を口癖にするのはおかしい。

それに、ニュースでも何かと謝罪があるが、一体、誰に対しての謝罪なのか。

諸外国では謝罪会見という文化はなく、むしろ、非生産的。

 

③「石の上にも三年」

この言葉は「我慢強く辛抱すれば成功する」という意味。

でも、今の時代「石に上にじっと座っていればいい」という時代ではない。

「我慢」や「忍耐」を美徳とする時代遅れの常識そのもの。

 

④「長時間労働

日本の会社員一人の残業時間は世界の中でもトップレベル。

海外では、残業する人ほど仕事ができない人というのが当たり前の価値観。

たとえ、残業代が出たとしても、プライベートの時間を削ってまで仕事をするといった発想がない国も多い。

 

⑤高学歴=良い人生

「〇〇大学出身なんです」

そんなもの、社会に出たら「で?だから何?」でしかない。

どんなに学歴が高かろうが、「=収入」とはならないのが今の時代。

大事なのは、学歴よりも「柔軟性」。

 

⑥横並び文化

日本は特に、公平であることを重要視しがち。

同じ格好、同じ意見、同じ思想…

同じで横並びが美徳になっている。

でも、その結果、自己表現ができない人、発言力、発信力がない人が続出。

これからは横並びよりも、自分の考えを持ち、発信、表現できる力が重要。

 「あずぶろ。」は、おかげさまで次回で第600話。

続けるって、やっぱり大変だけど、大切。

ではまた明日。

「人の本質が分かる」

「人の本質が分かる」

 

人間性 → 「弱者への態度」に現れる

 

②本性 → 「去り際」に現れる

 

③我慢 → 「笑い方」に現れる

 

④モチベ → 「寝起き」に現れる

 

⑤性格 → 「表情」に現れる

 

⑥心の状態 → 「部屋」に現れる

 

⑦心の声 → 「仕草」に現れる

 

⑧生き様 → 「表情」に現れる

 

⑨習慣 → 「体型」に現れる

 

⑩ストレス  「肌」に現れる

 

また明日。

「自分軸」と「自己中」

「自分軸」と「自己中」

 

「自分軸」

「自分と違う意見」を尊重できる

 

「自己中」

「自分と違う意見」を認めない

 

「自分軸」

自分のために他人をコントロールしない

「自己中」

自分のために他人をコントロールしたい

 

「自分軸」

間違いを指摘されたら素直に受け止める

「自己中」

間違いを指摘されたら過剰に腹を立てる

 

「自分軸」

判断の基準が「自分の気持ち」と「思いやり」

「自己中」

判断の基準が「自分の気持ち」と「損得勘定」

 

「自分軸」

自分と他人の違いを受け入れている

「自己中」

自分と他人の違いに腹が立っている

 

「自分軸」

自己中になっていないか振り返りができる

「自己中」

自分は自己中じゃないと信じて疑わない

 

「自分軸」でいることは、とても素敵なこと。

他人を蔑ろにしてしまうと、それはただの「自己中」。

 

また明日。

「グッと刺さった話」

「グッと刺さった話」

 

「パパ、お金貸して」

 

ある父親が、今日も仕事で疲れ切って帰宅すると、5歳になる娘が玄関で待っていた。

父親は驚いて言った。

 

父:「まだ、起きていたのか。もう遅いから寝なさい」

 

娘:「パパ、寝る前に聞きたいことがあるんだけど」

 

父:「何だい?」

 

娘:「パパは1時間にいくらお金を貰えるの?」

 

父親はイライラを押し殺して言った。

 

父:「何で、そんなことを聞くの?」

 

娘:「どうしても知りたいだけなの。1時間いくらなの?」

 

父:「あんまりお給料は良くないね、2,000円くらいかな」

 

すると娘はこう言った。

 

娘:「ねえパパ!私に1,000円貸してくれない?」

 

父:「何だって?」

 

疲れた父親はついに怒ってしまった。

 

父:「お前が毎日、何不自由なく暮らせるように俺は働いているんだ!」

  「なのに、まだお金が欲しいだなんてダメだ!早く寝なさい!」

 

女の子は黙って自分の部屋へ戻って行きました。

 

しばらくして、父親は後悔し始めた。

 

父:「(少し厳しく叱りすぎたかも知れないな。多分あの子はどうしても買いたいものがあったんだろう)

   

   (それに、あの子は何かをねだることはしない子だった…)

 

父親は、娘の部屋に行くとそっとドアを開けた。

 

父:「もう寝ちゃったか?」

 

娘:「ううん、パパ」

 

娘の声は少し涙声だった。

 

父:「今日は長いこと働いたし、ちょっとイライラしてたんだ。ほら1,000円だよ」

 

娘は起き上がって輝く笑顔を見せた。

 

娘:「ありがとう!パパ!」

 

すると、娘は枕の下から数枚の硬貨を取り出した。

 

父親は少しびっくりして、

 

父:「おいおい。もういくらか持ってるじゃないか」

 

娘:「だって、足りなかったんだもん。でも、もう足りたよ!」

 

すると、続けてこう言った。

 

娘:「ねえ、手を出して!」

 

娘:「私2,000円あるよ!パパの1時間分のお金!」

  

「これを使ってパパの1時間を買いたいの!明日は1時間早く帰ってきて、一緒に晩御飯を食べよう!」

 

父親はこの言葉に打ちひしがれ、娘をギュッと力強く抱きしめた。

 

この話は仕方のない現実かも知れない。

でも、変えることが不可能な現実でもない。

 

生きていく上で、「お金」は絶対に必要なもの。

でも、同じくらいに「時間」も絶対に必要なもの。

 

今、この瞬間にも、私たちは時間の対価としてお金を手に入れている。

 

きっと、あなたも同じだろう。

 

でも、仕事だけが人生じゃない。

 

仕事よりももっと大切なことがあって、

その大切な事を大切にするための

一つの手段が仕事なだけ。

 

お金も時間も手に入れる働き方だって手に入れられる。

 

がむしゃらに働いているあなたへ。

 

大事なこと、見失わないで。

 

さあ、定時で帰ろう!

 

また明日。

 

「ちょっと闇が深い名言」

「ちょっと闇が深い名言」

 

①日本人は人の財布を盗まないが、人の時間は平気で盗む。

 

②都会の夜景は、残業で出来ている。

 

③この日本には、自分が被害者にならないと、加害者であるということに気づかない奴が多過ぎる。

 

④ルールを守らん奴が、ルールに守って貰えると思うなよ。

 

⑤法律っちゅうんは、弱いもんの味方やない。知ってるもんの味方や。

 

⑥人間は判断力の欠如によって結婚し、忍耐力の欠如によって離婚し、記憶力の欠如によって再婚する。

 

⑦日本には過労死するほど仕事があり、自殺するほど仕事がない。

 

 

稼いだら罰金 →   所得税

買ったら罰金 →  消費税

所有者は罰金 →  固定資産税

動かすと罰金 →  自動車税ガソリン税(政府はまた新しい税金を検討し始めた)

飲んだら罰金 →  酒税

吸ったら罰金 →  タバコ税

死んだら罰金 →  相続税

継いだら罰金 →  相続税

貰ったら罰金 →  贈与税

住んでると罰金 →  住民税

 

働かないと賞金  生活保護

 

また明日。風邪には気をつけて。

「人が腐っていく職場」

「人が腐っていく職場」

 

皆さんの職場はどうですか。

 

年功序列

 

②否定が多い

 

③数字しか見ない

 

④自由度が低い

 

⑤犯人探しをする

 

⑥行動より肩書きを重視

 

⑦「ありがとう」が少ない

 

寒いけど、最高の日曜日を。

「100%好かれる1%の習慣」

「100%好かれる1%の習慣」松澤 萬紀

 

「ありがとうございます」

 

国内線のCAとして、多いときで1日に2000人以上の

 

お客様と接してきた私は、

 

「人の思いや気持ち(内面)は、日常の行動(外面)にあらわれる」

 

ことを学びました。

 

12年間のフライト生活を振り返ったとき、たくさんの方の笑顔が、

 

いまも心に残っています。

 

 

なかには「もう一度お会いしたい」と思う、素敵なお客様もいらっしゃいます。

 

 

たとえば、歌手の松田聖子さん。

 

私が松田聖子さんに惹かれたのは、彼女の振る舞いに、

 

CAに対する気づかいが感じられたからです。

 

そのひとつが、お礼のしかたでした。

 

私がお茶をお出しした際、彼女は、となりの席の方と

 

お話をしていたにもかかわらず、可能なかぎり上体を私のほうに向け、

 

私としっかり目を合わせ、笑顔で

 

「ありがとうございます」とお礼をしてくださいました。

 

それも一度ではありません。

 

フライト中、何度も同じようにおじぎをしてくださいました。

 

そして、なんと飛行機を降りるときにも、

 

「おいしいお茶をありがとうございました」

 

とお礼を述べてくださったのです。

 

松田聖子さんの振る舞いに、本当に、一瞬で心をつかまれたのを覚えています。

 

私は、松田聖子さんが「有名人だから」という理由で、

 

「もう一度会いたい」と思ったわけではありません。

 

彼女が多くのファンに慕われているのは、

 

「相手がどう思うか」「なにをすれば相手が喜んでくれるのか」を察する

 

「相手を気づかう心」があり、それを言葉と行動に込める習慣を持っているからなのです。

 

そんな人は、ほぼ100%に近い確率で、どんな人からも好かれます。

 

ですが、その気づかいの習慣を持っている人は、わずかに「1%」でしょう。

 

そして、やろうと思えばだれでも実行できる、たった「1%」の習慣です。

 

「お茶をいただいたら、『ありがとう』を言う」のは、

 

だれにでもできることかもしれません。

 

ですが、レストランで見ていても、スタッフにお礼を言う人はとても少ないです。

 

 

相手に向き合い「だれにでもできるかんたんなこと」

 

だけれども、「1%の人しかやっていないこと」を習慣にしている人は、

 

ほぼ100%に近い確率で、まわりの人の心を「あたたかく」するのです。

 

最高の土曜日を最高の音楽と共に。

今日も肉食うぞ。

「変わる。」

「変わる。」

 

「悩み」はいずれ「思い出」に変わり、

 

「涙」はいずれ「経験」に変わる。

 

「キズ」はいずれ「キズキ」に変わり、

 

「出逢い」はいずれ「絆」に変わる。

 

「育児」はいずれ「「育自」に変わり、

 

「苦労」はいずれ「感謝」に変わる。

 

「試練」はいずれ「宝物」に変わり、

 

「哀」はいずれ「愛」に帰る。

 

最高の金曜日。

良き週末を。

「結局、人間見た目に出てしまうもの。」

「結局、人間見た目に出てしまうもの。」

 

人柄は顔に出るし、

 

幸せは目尻のシワにできる。

 

理性は声に宿、嘘は目に映る。

 

自信は姿勢を正すし、

 

歩く様はその人の生き方を暗示し、

 

表情は今までの思い出を表現する。

 

個性は着るものや髪型を変え、

 

職は手に表れ、

 

口は心の緊張を示す。

 

結局、人間見た目に出てしまうもの。

 

また明日。