「人生の軸になる必読書」
「人生の軸になる必読書」
私は、社会人になるまで、ほとんど本を読んでこなかった。
教師として、指導者として、そのプロとして、未来を担う子どもたちの前で、
教壇に立った時に初めて、その言葉の重みに気が付いた。
あまりにも言葉を知らなかった。
学生時代、テスト用の国語は得意だったし、テストのための英語も得意だった。
それでも、若い時は何も苦労しなかった。
でも、大人になり、誰かに言われたわけでもなく、薦められたわけでもなく、
理由はわからないが、自然と本を読むようになった。
自信のなさから逃れるために、本を必要としていたのかも知れない。
たった一行の文章、たった一言の文章で、人生観を変える力が本にはあった。
その言葉を人生の軸にできれば、
迷うことや、苦しいこと、辛いことがあっても
自分で判断でき、自分の人生を生きることができる。
「いい人生」にするためには、やはり「いい言葉」に触れること。
今日も、私のカバンには、大切な言葉たちが詰まった一冊の本が、
「次はいつ開いてくれるんだ」とばかりに、私を見ている。
①「道は開ける」デール・カーネギー
求めなさい。そうすれば、与えられる。
探しなさい。そうすれば、見つかる。
門を叩きなさい。そうすれば、開かれる。
②「自分の中に毒を持て」岡本太郎
何も行動しないでは
意志なんてものありゃしない。
自信ない、でもとにかくやってみようと決意する。
その一瞬、一瞬に賭けて、ひたすらやってみる。
それだけでいいんだ。また、それしかないんだ。
③「ふりまわされない」小池一夫
若い人に言いたいのは、
「自分が犠牲になって、いくらかの人を幸せにするよりも、
いくらかの人を切って、自分を幸せにすること」を選べということ。
自分の不幸の上に成り立った人の幸せより、
自分が幸せになることによって
人を幸せにできる数の方がずっと多いよ。
④「決めた未来しか実現しない」本田健
私たちの多くは、過去にイヤなこと、
うまくいかなかった記憶をたくさん持っています。
なので、未来のことを考えた時、
何となくうまくいかない感じがしてしまうのです。
それは「過去のシナリオ」で未来を描こうとしているからです。
そういった過去の情報ばかりに意識を向けずに
未来から情報を得るように意識してみてください。
⑤「運転者」喜多川泰
運が劇的に変わる時、
そんな場というのが人生にはあるんですよ。
それを捕まえられるアンテナが全ての人にあると思ってください。
そのアンテナの感度は、上機嫌の時に最大になるんです。
逆に、機嫌が悪いと、アンテナは働かない。
だから、最高の運気がやってきているのに、
すべての運が逃げていっちゃうんです。
⑥「夏美のホタル」森沢明夫
他人と比べちゃうとさ、自分に足りないものばかりに目が行っちゃって、
満ち足りているもののことを忘れちゃうんだってさ。
俺さ、それって、すごくわかる気がするんだよな。
街にあふれる「何でやねん」シリーズ
①何でもありやな。
スマホではなく、今日も本を読んで寝よう。
また、明日。