「信頼という武器」「子どもにやってはいけない叱り方、10ヶ条」
今日も感じた。
今日、ある生徒の保護者に言われた。
「先生、あの先生の叱り方おかしくないですか」
でも、叱っているだけまだマシ。
その先生に叱るテクニックがないだけ。
それより問題なのは、最近、若い先生方が本気で生徒を叱っているのを見たことがないこと。
叱らないのか、若しくは、叱れないのか。
その先生自身の人生の中で、親や周りの大人に叱られたことがないのか。
だから、叱り方が分からないのか。
理由は分からないが、感情を高ぶらせ愛情を持って、泣きながらでも本気で目の前の子
どもたちに迫っている姿を見たことがない。
サラリーマン教師が多すぎる。
職人のようなプロ教師がいなくなった。
熱い教師がいなくなった。
何をビビっているんだ。
もっと行け。もっと怒れ。
もっと本気で向き合え。
無責任な他人の声より、自分の選択に自信を持て。
本気で向き合えば、必ずついて来てくれる。生徒も保護者も。
なぜなら、そこに、「信頼」があるから。
この先生に預けよう、という信頼。
これほどの「武器」は他にはない。
最近、私が担当している学年の女子生徒から1通の手紙をもらった。
「昨日の先生の集会でのお話で涙が出ました。
集会が終わった後、友達に聞いても泣いたって言ってました。
私が今まで出会った「学校の先生」という大人の人の言葉で涙が出て、ここまで心に刺
さったのは初めてです。先生の言葉を忘れず頑張ります。ありがとうございました。」
この手紙で、また明日も頑張れる。
こういう叱り方をする先生たち、保護者たちが増えないことをひたすら祈る。
「子どもにやってはいけない叱り方、10ヶ条」
1.感情的に叱る
2.子供の言い分を聞かずに叱る
3.くどくどといつまでも叱る
4.自分の都合で叱る
5.両親が一緒になって叱る(バランスを取らずに叱る)
6.誰かと比べて叱る
7.昨日と今日で言うことを変えて叱る
8.全人格を否定する言葉や子供を突き放す言葉を使って叱る
9.昔のことまで引っ張り出して叱る
10.愛情のない体罰で叱る
街にあふれる「何でやねん」シリーズ
①表記の点検作業を怠ってはいけません
また、明日。