「あずぶろ。」

現役中学校教師の頭の中。時々、私が好きなもの。

「執着を手放す」

「執着を手放す」

 

 この春ぐらいに、商社に勤める同級生から連絡が来て、

 

「少し疲れたから仕事をしばらく休むねん」と話してくれた。

 

 お話をじっくり聞いて、無責任かなと一瞬思ったが、

 私は「もう辞めたら?」と提案した。

 

 

 

人生が大きく変わっていくのは、何かを「やめる」ときだと思う。

 

今まで大切にしていたもの。

 

自分では、なくてはいけないと思っているもの。

 

やらなければ大変なことになると思っているもの。

 

その大切なものが、もう、必要ないものだとわかった時、おそるおそる手放してみる。

 

すると、少しだけ、気持ちも楽になり自由な心を持つことができるかも知れない。

 

「執着を手放す」という言葉なのかも知れない。

 

執着を手放すとは、怖れをこの手で掴む、ということ。

 

怖れを、恐怖を、否定していたものを手に掴むと心に決め、

 

そうやって、「がんばる」という「自力」を少しだけ手放すと、

「他力」に運ばれていく。

 

心の炎は燃やし続けながら、今まで握りしめていたものを手放し、

 

今までいた場所から旅立つ。

 

高度が高くなることは、高所恐怖症のようなもので、

決断するその人にとってはとても怖いこと。

 

でも、今までと視点も変わり見える景色も変わってくる。

 

ひとつひとつの問題だと思っていたものも、小さく感じられる。

 

 

一つだけ確実に言えることは、

 

私たちは、自分たちが思っているよりも、

もっと素晴らしい場所に到達できるということだ。

 

今の無駄な部分を捨て、自分の人生の次のステージに行けるということなのだ。

 

 

相談してきた彼から、最近連絡が来た。

 

あの後、彼は会社を辞め、自身で小さな会社を設立し、自分の家族と共に両親のいる田

舎に引っ越した。

その報告と共に、家族全員の笑顔満開で写っている幸せそうな画像が添付されていた。

 

最後に一文添えられていた。

「ありがとうな。あの時は話聞いてくれて。

 俺、自由に生きていくわ。また、こっちに来たら連絡くれよ。

 俺の家のリノベ手伝ってくれ。壁にお前のサイン書いてもいいで。

 今まで、会社のために生きて来たけど、家族のために生きていくことにした。

 ほな、またな。あと、畑で野菜も作ってるから送るわ」

 

よし、壁にサインを描きに行こう。

「Pele10」(分かる人には分かるが説明は割愛 笑)

 

 

街にあふれる「何でやねん」シリーズ

①良くないな。

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今から家族で旅行に行ってきます。

また、明日。