「あずぶろ。」

僕の頭の中。時々、僕が好きなもの。

「敬意を払うということ」

「敬意を払うということ」

 
 今日、また同僚に私の話を遮られイラッとした。この感情が最近増えてきた。


「技」として身につけられる最強のコミュニケーションスキルは、「話し方とは関係ない」と言ったら、驚かれるかも知れない。
 
それは「話し方」ではなく、「聞き方」なのである。
 

人の話を熱心に聞くようにすれば、もっと豊かで親密な関係を育めるようになる。
 
相手の話に言い返すのではなく理解するように心を砕けば、

もっと多くのことを学べるし、密度の濃い会話を楽しみながら、うまく付き合えるようになる。
 
 
現代社会では、とかく相手の話を途中で遮ってしまう人が多い。
 
相手の言ったことに反応して何か考えが浮かぶと、ついそれを口に出したくなる。
 
相手の話の途中でそれなら知っていると思った途端、口を挟んで、自分の意見を並べ立てる。
 
悲しいかな、相手が本当に言いたかったことはわからずじまいだ。
 
 
成功する人は話の聞き方を学び、余念なくこのスキルの上達に務める。
 
しかし不満ばかり言う人は、片時も口を閉じておくことができない。
 
とりとめもなく話しつづけ、幾度も相手の話を邪魔しているのに気づかない。
 
 
あなたが今度誰かと話をするとき、ちょっと注意してみてほしい。
 
真摯に耳を傾けるよりも、話を遮ってしまうことのほうが多くはないだろうか。
 
 
少し考えればわかるように、あなたが心から尊敬する人と話しているときは、自分の話より相手の話に注意を向けているはずだ。
 

ここにひとつの教訓がある。
 
「尊敬する人の話を遮ってはならない」
 
つまり、成功する人はどんな相手にも等しく敬意を払っているのだ。
 
相手の話を途中で妨げれば、それは敬意を払っていない「しるし」と受けとられる。
 
  
 
 
会話しているとき、相手がふっと、時計に目をやったり、携帯を見たりするようなときは、「ああ、この人は私の話に興味がないんだな」と思ってしまう。
 
だから、逆に「あなたに興味がありますよ」というメッセージを伝えるには、「傾聴の三動作」が必要だ。
 
 
「傾聴の三動作」とは、
 
「(話し三分に、聞き七分)うなずき、あいづち、驚きの表情」
 
 
自分が尊敬している人の話は、どんなことがあろうと、最後まで必ず聞く。
 
これは、上司や先輩の話であっても同じだ。
 
つまり、相手が話しているのを遮って、自分が話しを挟んでしまった人は、尊敬していないということになる。
 
自分より格下に見ているということでもある。
 
相当、偉そうにしている、ということになる。
 
 
相手に敬意を払うには、
 
相手の話を遮らず、真摯に耳を傾ける人でありたいと思う。

 

街にあふれる「何でやねんシリーズ」
①そんなもんいらん。

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また、明日。

「最高の教師は子どもの心に火をつける」

「最高の教師は子どもの心に火をつける」

 

20世期の教育学者であり、
教育業界に多大な影響を及ぼした
ウィリアム・ウォードの言葉に
このようなものがあります。
 
 
「平凡な教師は言って聞かせる。 よい教師は説明する。

優秀な教師はやってみせる。 しかし最高の教師は
子どもの心に火をつける。」
 
 
つまり、教育において自らがやろう、
やりたいと思う気持ちに
勝るものはありません。
 
その気持ちを持つことができれば、
自然と動きは変わってきます。
 
 
そして人それぞれ、
やる気になるポイントが異なります。
 
 
だからこそ、教師はそれぞれの生徒に合わせた、
やる気ポイントを見つけ
、

そこを刺激していくことこそ、
最高の教師のあり方なんです。
 
 
あなたは今までに
やる気が出たのはどんな時でしたか?
 
 
ラテン語で「educate」と言う言葉があります
「育てる、
立ち上がる、
訓練する、
養う、
または養う」
 
 
「educate」の語源には
いくつか説があるようなのですが、

私が好きな説を紹介します。
 
 
語源であるラテン語を辿ると、
 
「e」:「外へ」 + “ducere”:「導く」

となるそうなんです。
 
 
この意味をeducateする対象に
当てはめるのであれば、
 
教育とは、

「相手のカラっぽの箱に知識を注ぐ」ではなく、
「相手の内なる力を“引き出す”」

になるのです。
 
 
生徒の心に火が灯れば、
生徒の潜在能力は解放されます。
 
 
私の中で、
“educate”に限らず、
“leader”の訳も

「引っ張る人」ではなく、
「引き出す人」
です。

 

街にあふれる「何でやねん」シリーズ

①もうちょっと他の表現はなかったんかな。

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では、また明日。


 

「教育で大切なことは、心のコップを上に向けること」

「教育で大切なことは、心のコップを上に向けること」


どんな素晴らしいスキル・ノウハウを教えるよりも先にやるべきことがある。
 
 
それは子どもの心のコップを上に向けてあげることだ。
 
 
つまり二流の教師の方は間違った考えをしている。
 
 
それは、教育とは素晴らしいスキルやノウハウを教えれば、

子どもは育つという思い込みだ。
 
  
 
それは“素直な気持ちが無ければ、人は成長しない”ということだ。
 
 
どんなに能力があっても、コミュニケーション能力が長けていたとしても、教師の話を聞こうとしない子どもは成長しない。
 
 
そして、教師の言うことを聞いてくれる子どもでなければ、どんなに教師が素晴らしいスキルやノウハウを伝えたとしても成果はでない。
 
 

優秀な教師は子どもの心のコップを上向きにできる。

 
 
これが私の教職23年目の結論。
 
心にはコップがある。
 
心のコップが上を向いている子どもは、周りの人の話や学んだ内容、自分に起きた良いことも悪いことも、
水を注ぐがごとくに、そのコップにどんどんと注いでいく。
 
 
コップが上を向いている子どもは、生き方や態度・考え方が素直で、前向きで真剣だ。
 
 
反対に、心のコップが下を向いている子どももいる。
 
 
こういった子どもたちは、周りの人のせっかくのアドバイスも耳に入らない。 
 
 
下を向いたコップに水を注いでもこぼれるのと同じで、自分に起きたよいことも悪いことも、吸収できない。
 
 
いつも何かに対して不満を持っていて、考え方が後ろ向きで、やる気が持てない。
 
 
私も昔は部下たちがあたり前に“自分の話を聞いてくれるものだ”と思い込んでいたが、それは“間違い”だと気がついた。
 
 
ビジネスで言えば、リーダーになったからといって、チームのメンバーはあなたの話を、最初から真剣に聞いてくれる訳ではない。
 
 
つまり学校教育で言うと、人材を育てられない教師に共通していることは、子どもの心のコップを上に向けることができない。
 
 
一流の教師は子どもの心のコップを上に向けることができる。
 
 
そして超一流の教師は、子どもの心のコップを“一瞬”で上に向けることができる。
 
 
だからこそ、まず教師が最初にすべきことは、子どもたちの「心のコップ」を上に向けること。
 
 
子どもたちが素直に教師の話を聞ける態度を作ることが、教師が何よりも大事にしなければならない能力だ。

 

街にあふれる「何でやねん」シリーズ

①子どもやん。

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②店長、最優先事項ですよ。

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また、明日。

 

「心に熱いものがある人」

「心に熱いものがある人」

 

どんな人を、僕は信じるのか。

僕が信じるのは、心に熱いものがある人だ。
自分のためだけでなく、他人のためにも何かしようとする人だ。

人はみんな、自分のためなら力を出せる。
だけど、他人のために力を出せる人間は少ない。

引越しを手伝いに行って、一所懸命できるやつと、適当にするやつの差だ。
他人の荷物をどれだけ本気で持てるか、だ。

人はみんな、自分の幸せのために生きている。

しかし、他人のために力をだせる人間は、心に熱いものを持っている。

熱い心があるから、他人のために頑張れる。
その熱い心で、自分のために頑張ってほしいのだ。

『ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する』幻冬舎新書より

 

元芸人、島田紳助が作詞した紳助の会社の社歌があるが、心が熱くなる歌だ。

『我が敵は我にあり』

我が敵は我にあり 
我この道を進む

小さな夢が重なって 
びわかち合う

心の中の魂が 
少しずつ熱くなる

夢を語り 
汗を流す
熱い仲間達

始まったばかりの戦い 
負けるわけにはいかないさ

歯をくいしばり 
あごを引き 
じっと前を見る

 


島田紳助は、漫才師になることを目指していた頃、売れている先輩芸人の漫才すべてをノートに書きとめ、どこでお客が笑うのか、どこでお客は引いてしまうのか、人が笑うパターンを徹底的に分析して、自分の漫才のネタを練り上げていった、という努力の人だ。

紳竜の研究」というDVDがある。
これは、吉本の若手芸人を養成する学校で、芸人を目指す学生たちの前で、彼が講義したものだ。

このDVDは、お笑いの勉強というより、ビジネスマンや経営者必見のノウハウがぎっしり詰まっている。

彼は、何事を始める時でも徹底的なリサーチをする。

そして、その上で、情報を集め、分析し、アイデアをねり上げる。

そして、そのアイデアが、世の中に通用するか、確かめてみたい、と言う。

今まで、ビジネスで失敗したことがないのは、自分がやらずに、自分が信じる人に経営を任せるからだそうだ。

誰を信じるのか、それは…

心に熱いものがあり、自分のためだけでなく、他人のためにも何かしようとする人。

他人の荷物を本気で持てる人は素敵だ。

 

街にあふれる「何でやねん」シリーズ

①おいおい。

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②どうした❓ブロッコリー!!

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ではまた明日。

「歩く道を自分で選ばない生き方ほどつまらないものはない」

「歩く道を自分で選ばない生き方ほどつまらないものはない」


世間の人は、教師という職業をどう思っているのだろうか。

「公務員」=「真面目」というイメージをお持ちのような気がする。

人生の先輩の方々からは「教師」=「聖職者」のような言われ方をする時もある。

 

私は自分のことを「とんでもなく不真面目で、ずる賢い教師」だと思っている。

現役選手時代、わざとオフサイドポジションにいたり、疲れたふりをして相手が気を許した瞬間に、スピードを一気にあげて抜き去ったりしていた。

真面目にサッカーをすることを否定するつもりはないが、どこかで遊びの一環だと思ってプレーする余裕がないと、視野は狭くなるし、有効な作戦も巧みに使いこなすことができなくなる。

真面目すぎるが故に失敗した自分を責めたり、時には仲間のせいにしたりして人間関係にも亀裂が入ることがあるかもしれない。


いつも自分に常に言い聞かせていることがある。

仕事にはある程度、「不真面目さ」を持つ余裕が大事だと。

その余裕こそが、生徒に対して「味のある表情、声がけ」に繋がるんだろうなと。

 

若い方にはわからないかも知れないだろうが、テレビ放映されていた時代劇、将軍徳川吉宗ではなく、遊び人の旗本、徳田新之助として下町でのんびり過ごしている方が私は好きだ。

殿様には多くの責務がのしかかる。学校内とて同じことだ。

 

遊び人の顔をしていれば、町民の暮らしぶりや考え方、学校の場合であれば生徒や教師の素の部分が見えてくる。

特に生徒との関わりにおいては、真面目すぎる教師は絶対に損をする。

やんちゃな生徒との間でうまく会話や心が通じた時、私が最高に楽しいと思うのは、

きっと私の方が生徒より不真面目でやんちゃだからかも知れない。

私の思いもかけない言動で、教師や生徒を「え❓何この人」と困惑させることは、

サッカーのゲーム中だけではなく、学校での処世術としても案外有効なのである。

 

街にあふれる「何でやねん」シリーズ

ピリ辛「たこ」風味で、原材料が「いか」。もう通告レベルや。

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②英文の日本語訳は、時にホラーです

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皆様のおかげで、もうすぐブログ開設から15,000アクセス!ありがとうございます。

また、明日。

週末連投「その言葉では、言うことを聞く生徒は出来上がっても、生徒の心には響かないよ」

週末連投「その言葉では、言うことを聞く生徒は出来上がっても、生徒の心には響かないよ」

「お前は、ちゃんと先生の言葉を理解しとるんか❓」

ある男性教師が頭ごなしに生徒を叱っている光景に出くわす。

怒鳴り散らされている生徒の表情を見るたびに、残念に思っていた。


(あの言葉では、言うことを聞く生徒は出来上がっても、生徒の心には響かないよな)


教師の叱責は案外、マニュアル通りであることが多い。それでは生徒の心に響くはずが

ない。

多くの教師は自身の成功体験からそこに生徒を近づけようとするきらいがあり、

話がワンパターンになる傾向がある。

それは、私自身も気をつけないといけないと思っていることだ。

「怒鳴る」のと「解るように叱る」のとは全く違う。


なぜ真面目な教師ばかりが増えているのだろう。

私個人の考えとしては、教師の行動範囲が学校という小さな枠の中に限られてしまって

いるからではないかと思う。

昔は先輩に連れられてよく飲みに連れて行って頂いた。

ストレス発散の時間も大切だが、これも学校の枠内でのことに過ぎない。

コロナとは関係なく、昔に比べて同僚と学校終わりに飲みに行くことすら激減した。


だからということではないが、私はよく1人で立ち飲み屋に行く。

心からお酒が好きとかではなく、その場で過ごす時間が好きだし、重要だと認識してい

るからだ。

そこでは、男女関係なく、年齢も勤務先も分からない方々とお話ができる時がある。

初対面にも関わらず、いきなり仕事の悩みを打ち明けてくる方、

承認欲求丸出しで自慢話をしてくださる方、

大切な家族や恋人の話をしてくださる方。(そんなに大切なら早く帰ったほうが良いの

ではと思うこともあるが)

どのお話も非常に有意義な内容だ。学校ではまず味わえない企業知識を身に付けること

ができる。

また、この方は、その物事に対してどのような価値観を持っておられるのかに興味があ

る。

そこにこそ、人が成長する「学び」と「気付き」がある。

常に思考をアップデートしているおかげで、激昂し学校を訪れる保護者の方とも、すぐ

に打ち解けることができる。

お話を傾聴し、共感できるから。原因はボタンの掛け違いと、着地点が見えていないだ

け。

私が管理職なら、間違いなく私を特別待遇でヘッドハントするだろう。

すぐに事態を収束させてくれるから。

 

学校だけの世界、学校だけの人間関係にズッポリと浸かってしまうことがないように心

掛けてきたし、これからも足繁く通い続けるだろう。

多様化が求められているこの時代に瞬時に対応できるように、新しい価値観、世界観を

見出そう。

 

街にあふれる「何でやねん」シリーズ

①まゆ、最優秀賞あげる。

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今から立ち飲み行ってきます。

また、明日。

「他人と比較する人」

「他人と比較する人」
 
 
自分のことを「ありふれた人間だ」とか「くだらない人間だ」と思っている人は、「自分に価値がある」ことがわからない。
 
それで、「自分に価値がない」と思ってしまうのは、他人が持っているものを「自分は持ってない」と思うから。
 
 
「あの人は頭がよくて一流の大学を出てるけど、私は頭も成績もよくなかった」
 
「あの人はお金をたくさん持っているけど、私は持ってない」
 
「あの人は背が高くてスタイルもいいけど、私は背が低くて足が短い」
 
「あの人は運動神経がよいけど、私はよくない」
 
 
そうやって他人の持っているものと、自分のものを比べて「自分には価値がない」と思ってしまいますが、自分にないものは“必要ない”。
 
神様はその人に必要なものをくれます。
 
また、「持ってない」というのも神様が与えてくれた才能なんですね。
 
 
多くの成功者は貧しい家庭に育っています。
 
だからお金の価値を知っているし、どうすればお金が得られるかを必死で考える。
 
逆にお金持ちの家に生まれた人の多くは「お金はあって当たり前」と思い、お金を得るための特別な努力をしない。
 
あるのが当たり前だと思っている。
 
 
大切なのは、「価値に気づくこと」です。
 
最近では「がんばらないと価値がない」と思っている人が多いけど、そうじゃない。
 
自分の価値を認めてがんばったとき、はじめてその価値が発揮される。

 

 

街にあふれる「な何でやねん」シリーズ

①リズムネタで使えるぞ。

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②この子に会いたい。

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③期待さすな

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また明日。

「成功者と失敗者の条件」

「成功者と失敗者の条件」

 

「成功する人」

1、人間的成長を求め続ける

2、自信と誇りを持つ

3、常に明確な目標を指向

4、他人の幸福に役立ちたい

5、良い自己訓練を習慣化

6、失敗も成功につなげる

7、今ここ100%全力投球

8、自己投資を続ける

9、何事も信じ行動する

10、時間を有効に活用

11、できる方法を考える

12、可能性に挑戦し続ける


「失敗する人」

1、現状に甘え逃げる

2、愚痴っぽく言い訳ばかり

3、目標が漠然としている

4、自分が傷つく事は回避

5、気まぐれで場当たり的

6、失敗を恐れて何もしない

7、どんどん引き延ばす

8、途中で投げ出す

9、不信感で行動できず

10、時間を主体的に創らない

11、できない理由が先に出る

12、不可能だ無理だと考える

 

 

街にあふれる「何でやねん」シリーズ

①こわっ。

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②最後いらん。

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また、明日。

「今日の入学式で保護者の皆様にお話しさせて頂いたこと」

「今日の入学式で保護者の皆様にお話しさせて頂いたこと」


「こんな大人に成長してほしい」と願うのは親としては当たり前の感情ですよね。

しかし、〝蛙の子は蛙“で親にとても似てきます。

“子は親の姿を映す鏡”。

子どもは、親の思い通りになんか育ちません。

親の後ろ姿、親がしているように育ちます。

 

もし、親が以下のような態度をみせていたら、子どもは同じ行動をとるようになり、
親そっくりになってしまいます。

心当たりのある方はちょっと気を付けてみませんか。

 

■公共のマナー
×電車内に入ってくるなり「ほら○○ちゃん、あそこが空いているから座っちゃい
なさい」席取りをさせる。

×老人が前に居ても寝ている振りをする。

こんな態度を見せていたら「思いやりのある子」「優しい子」には育ちません。

×横断歩道の緑が点滅している時にダッシュ。「急いでいるし、大人と一緒だか
らまあいいか」と思っていませんか。

普段のこんな態度を見せながら登校時に「車に気をつけるのよ」と注意されると、
「言葉と態度が違うじゃないか」と矛盾を感じています。

 

■挨拶
×相手から「こんにちは」と言葉をかけられない限り、自分からは決して挨拶は
しない。

先生から挨拶されてからしか、挨拶を返さない、同じマンションに住んでいるの
にも関わらず、特に親しくないからという理由ですれ違っても無言。これでは挨
拶をする子には育ちません。 「挨拶が出来るようになってほしい」と願うのな
らば良いお手本を率先して見せることです。

×幼稚園・小学校の担任に年賀状を書く習慣をつけていない。

感謝の心を育てたいのならばお手紙を書く大人の姿を見せましょう。また、子ど
もが文字が書けなくても年賀状、暑中見舞いのハガキに子どもに絵を描かせ、そ
こに親が文章を添えるなどしましょう。

 

■言葉遣い
×超・やばい・マジを親が連発する。

「きちんとした言葉遣いする大人に育ってほしい」ならば子どもが普段耳にする
言葉に気を付けることです。少し、神経を使いましょう。

また、きちんとした日本語が書かれている絵本の読み聞かせをして沢山の美しい言葉を子どもの脳にインプットしましょう。

 

■約束
×登園時刻を守らない。

×保護者会に欠席・遅刻の連絡を入れない。

×提出物の期日を守らない。

約束を守る子に育てたいのならば決められた約束は守ることです。

もし、遅刻、欠席しなくてはならない場合は電話をして一報を入れる姿を見せておきましょう。
  
■下品な態度
×荷物を持っているからと足でドアを開ける。

×菓子を食べる。子どもがぐずったからと直ぐに菓子を与える。

×電車の中で化粧。

将来、電車内でお弁当を食べたり、顔の修復作業である化粧を他人から見られて
も恥ずかしいと感じない脳を作ってしまい極めて危険です。

 

■大人が直ぐにキレる
×子どもが喧嘩しそうだからと「なんで意地悪するの!」と頭ごなしに叱る。

人よりいいものを欲しいという気持ちは人間が本来持っている自然な感情、頭ご
なしに叱られたら理不尽さだけが残ります。

子どもだってちゃんと説明すればわかります。

「欲しくなったんだね。でも、そんな時はお友達に『貸して』と言おうね」と、どうすれば良いか手本を見せましょう。

 

ある時、中高一貫進学校へ入学が決まった子どもが地元の公立学校に行く友達に向かって、
「みんなは頭の悪い子が通う学校へ行くけれども、僕は頭の良い子が通う学校へ行く」と言いました。
こんな言葉を子どもが思いつくはずもなく、親が家庭で話題にしているのでしょう。
この子はきっと大人になったら自分より能力が低い人を差別したり見下す人間に育つでしょう。

親の態度を見て子どもは真似します。


街にあふれる「あかん」シリーズ
①いろいろ、あかーん。

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②ホンマか。

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では、また明日。

「新入生の保護者に送る言葉」(講話原稿抜粋)

「新入生の保護者に送る言葉」(講話原稿抜粋)

 

①もう中学生です。手は離しても、目を離していけません。

遅かれ早かれ、お父さん方、お母さん方も通過してきた「反抗期」に突入します。

「お父さん」、「お母さん」、「パパ」、「ママ」と呼んでくれていた、あの可愛いわが子が、気怠そうに「オトン」「オカン」と呼んでくる。

さあ、どうしましょう。(最前列のお母さんに「どうします?」)


②親という字。

「木」と「立」と「見」という字でできています。

これは、小鳥が巣立つ時に親鳥は少し離れた枝から、

「大丈夫、がんばれ」「こっちの枝に飛んでおいで」と、

声をかけて見守る様子が描かれたものなのです。

ここに親のあるべき姿があるのです。

 

「親の思う通りになんか育たない。親がしているように育つ。」


③夫婦ゲンカは犬も食わない。

こんなもん見たくない。

子どもには一切関係ない。

ご夫婦で「いってらっしゃい」「ただいま」を言い合っていますか。

通勤中の交通事故が減るデータもあるぐらい。

わが子にはしっかり元気に伝えてください。「いってらっしゃ〜い」「おかえり〜」


④「人間だもの」。

 子育てに悩んだら、小さな時の写真や作品を見て下さい。

 玄関に飾っておいてください。

産まれてきてくれた日

初めてつかまり立ちができた日

初めて歯が抜けた日

初めて自転車が乗れた日

父の日に作ってくれた「いつもありがとう。パパ大好き。」と書いてある作品


⑤子育ては人生で一度きり。せっかくなら全力で楽しみましょう。ご一緒に。

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では、また明日。