「歩く道を自分で選ばない生き方ほどつまらないものはない」
世間の人は、教師という職業をどう思っているのだろうか。
「公務員」=「真面目」というイメージをお持ちのような気がする。
人生の先輩の方々からは「教師」=「聖職者」のような言われ方をする時もある。
私は自分のことを「とんでもなく不真面目で、ずる賢い教師」だと思っている。
現役選手時代、わざとオフサイドポジションにいたり、疲れたふりをして相手が気を許した瞬間に、スピードを一気にあげて抜き去ったりしていた。
真面目にサッカーをすることを否定するつもりはないが、どこかで遊びの一環だと思ってプレーする余裕がないと、視野は狭くなるし、有効な作戦も巧みに使いこなすことができなくなる。
真面目すぎるが故に失敗した自分を責めたり、時には仲間のせいにしたりして人間関係にも亀裂が入ることがあるかもしれない。
いつも自分に常に言い聞かせていることがある。
仕事にはある程度、「不真面目さ」を持つ余裕が大事だと。
その余裕こそが、生徒に対して「味のある表情、声がけ」に繋がるんだろうなと。
若い方にはわからないかも知れないだろうが、テレビ放映されていた時代劇、将軍徳川吉宗ではなく、遊び人の旗本、徳田新之助として下町でのんびり過ごしている方が私は好きだ。
殿様には多くの責務がのしかかる。学校内とて同じことだ。
遊び人の顔をしていれば、町民の暮らしぶりや考え方、学校の場合であれば生徒や教師の素の部分が見えてくる。
特に生徒との関わりにおいては、真面目すぎる教師は絶対に損をする。
やんちゃな生徒との間でうまく会話や心が通じた時、私が最高に楽しいと思うのは、
きっと私の方が生徒より不真面目でやんちゃだからかも知れない。
私の思いもかけない言動で、教師や生徒を「え❓何この人」と困惑させることは、
サッカーのゲーム中だけではなく、学校での処世術としても案外有効なのである。
街にあふれる「何でやねん」シリーズ
①ピリ辛「たこ」風味で、原材料が「いか」。もう通告レベルや。
②英文の日本語訳は、時にホラーです
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また、明日。