実践していただければシリーズ3回目(最終回)
「子どもが受ける真実味を増す間接的な褒め方」
「間接的に伝わる褒め方」が効果的です。
これは、「よく頑張ったね」などと本人に直接いうのではなく、誰かとの会話を聞かせるといった方法です。
例えば、子どもがリビングでテレビを見ていたら、夫婦はダイニングでコーヒーでも飲みながら、
「そういえば、あの子、自分から進んでお手伝いをしてくれたの」というふうに子どもを褒める会話をする。
子どもは敏感にその会話を聞き、内心では「やった!」と、とても喜びます。
私は同じようなことを学校でもよくやっていました。
ひとりの生徒がクラスの提出物を職員室に持ってきてくれたなら、その生徒が職員室を出ようとするときに、他の先生に向かって、
「あの子はクラス全体のためにほんとによくやってくれるんですよ」という。
すると、面白いことにその生徒は職員室の扉を心なしかゆっくり閉める。
子供はしっかり聞いています(笑)。
もしかしたら、この方法はちょっとずる賢いと感じる方もいるかも知れません。
でも、面と向かっていわれていないからこそ、最初にお伝えした社交辞令とは対照的に、子どもからすればとても真実味があります。
「褒めて伸ばす」には、とても有効な手ですから、少しくらいずる賢くなってもいいのではないでしょうか。
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