「プロフェッショナル」
今日も、元プロサッカー選手に会う予定だ。
私は、小さな頃からプロ選手は、遠い遠い憧れの存在だった。
やがて、その憧れは自分の目標に変わり、挑戦し始めた。
自信はあったが、自分の弱さと甘い考えで早々に挫折。
サッカー指導者の道を選択した。
指導者になり、元プロサッカー選手と一緒にお仕事をする機会が増え、気付いたことがある。
本当のプロは、横柄な態度にならない。
横柄な態度の人は、たとえプロと名乗っていても、怪しいと考えたほうがいい。
横柄な態度になっている時点で「自分は熟練者。すごい人間。偉い人間」と偉そうになっている。
人を見下していることもわかる。
つまり、向上心が失われている。
向上心が失われているのは、すでにプロではない。
実力はあるかもしれませんが、目線が下を向いているため、まもなく成長が衰え始める。
偉人の伝記を読んで欲しい。
偉人は、必ず謙虚だ。
横柄な偉人は、1人もいない。
横柄な態度は、プロにふさわしい姿ではない。
本当のプロは「自分はまだまだ」「少しでも向上したい」と言って、謙虚に振る舞う。
どんなに名高い勲章を授与されても、控えめな意見が印象的だ。
「私だけでなく、多くの人の協力によって、ここまで来ることができました」
「これからが、本当の始まりだと思っています」
「先輩たちの足元にも及びませんが、1つの励みとして、これからも精進していきます」
「まだまだ」と謙虚になれるのは、向上心がある証拠だ。
どんなにレベルが高くなっても、謙虚な姿勢を忘れないことだ。
謙虚な姿勢になると、目線が上を向くため、今後も成長が続くだろう。
だから、プロとして、より磨きがかかる。
プロと呼ばれても、謙虚な姿勢を見せている人が、本当のプロフェッショナルだ。
学校現場でも、役職が変わると、急に偉そうな態度で接する教師がいる。
プロフェッショナルではないね。この話はまた追々。
街にあふれる「何でやねん」シリーズ
①ロス、カス。食べたくない。
また、明日。