「自分の引き出しが少ない時に、人は怒る」
人は、引き出しが少ない時に怒る。
「そうした問題には、こうした方が良い」という経験がないと人は怒る。
だから、そういう(至らない)若手がいても、
「ああ、なるほどな。俺もそうだったな」と思えて、
それをちゃんと解決に導いてやる事ができれば怒らない。
だから、経験や失敗がいっぱいある人は怒らなくなる。
そうやって、人は「丸く」なっていく。
自分のやり方が、一つしかない人は、それからはみ出たことをする他人に、
「テメエ!何やってるんだ!こういう時はこうしろ!」
と自分のやり方を押し付けて、強引に自分流に持っていこうとする。
でも、別のやり方があると知っている人は、
「ああ、こういうやり方をしているのか。だったら、こうしてみろよ」
と怒らずにアドバイスができる。
だから、自分も成長しないと、世の中は腹が立つことばかりなんだと思う。
今怒りっぽい人も昔は何も知らなかったんだと思う。
だから、腹を立てることも少ない。
それが、だんだんと世の中のことがわかるようになってくる。
少し分かり始めてきたら、
「これはおかしい」と思って腹を立てるようになってくる。
これが、もっと経験を積んで、より分かるようになってくれば、
「そういうパターンもあるんだ。でも、そこまでなのか。だったらこうしたほうが…」
とアドバイスできるようになるのかも。
「エッジの効いた言葉」
砂浜は歩きにくい。
コンクリートの道は歩きやすいが、足跡は残らない。
万人に好かれようとしたら、誰かの心に刺さるような存在にはなれない。
緊張を嫌がるな、緊張する場面にいる自分を誇りに思え。
後ろ向きでも前には進める。
上手な模倣は、完全な独創である。
才能の差は小さいが、努力の差は大きい。
継続の差はもっと大きい。
人は理屈では動かない。
感情で動く。
だから感動する。
最高の週末を。
また明日。
失敗しなかった一日は、
何もしなかった一日。