「凛とした人」
①自分軸で生きている
②一人の時間も楽しめる
③メンタルが安定している
④前向きで明るい
⑤しなやかな強さを持っている
⑥執着しない
最後の「執着しない」というのは重要で、禅語でも、
「好事不如無」(こうずもなきにしかず)
という言葉があり、
これは、執着心を生んでしまうのであれば良い事さえ無い方が良い、
という意味の教え。
確かに私たちはついつい良いことをすると、見返りを求めてしまいがち。
例えば、
「家族のためにトイレを綺麗にしたのに…」
「一生懸命頑張って仕事を終わらせたのに…」
「彼のために美味しいご飯を作ったのに…」
などと良い事をしたのに、
お礼がなかったり、やったことすら気付いてもらえなかったりすると、
イライラしてしまった経験は無いだろうか。
こうなってしまう原因は、相手に見返りを期待してしまっている時で、
良い事をすれば感謝してもらえるということに「執着」してしまっている。
そうなってしまうと、良いことも美しい行為ではなくなってしまうことはおろか、
相手の反応に一喜一憂することになり、
自分自身も苦しめることになる。
執着心は身を滅ぼす。
悪いことはもちろんのこと、良いことですら握りしめたり、囚われすぎたりせず、
潔く、凛とした生き方をしたい。
正月休みはのんびりやね。
また明日。